title

 2010年12月26日(日)に近畿地区高専GP交流フォーラム開催致しました。

 近畿地区の7つ高専が主催となり、近畿地区高専GP交流フォーラムを開催し、
60名の参加がありました。
 本フォーラムは、近畿地区高専の各校の優れた取組を紹介することで
高専間の相互理解を深めることを目指し開催しました。

01 02 03

 フォーラムの第1部は平成22年度の本校総工GPの概要説明と
卒業製作を行った2つのプロジェクトについて、
プロジェクト7:寺本君(5年機械システムコース)と
プロジェクト11:坂上君(5年メカトロニクスコース)から
卒業製作の事例発表を行い、事例発表後、
2つのプロジェクトを表彰しました。

07 08
04 05 06

 第2部は、各高専の取組をご紹介いただきました。
 明石高専・松田教授からは「ソーシャルマーケットを利用した学生の育成」
という演題で、地域から高専に寄せられる社会益のある要望や
支援依頼をもとにソーシャルマーケットを形成し、
それらの取組に学生が希望に応じて取り組める枠組みを作られ、
成果を上げているというお話しをいただきました。
09 10

 奈良高専・藤田教授からは「女子中高生の理系進路選択支援事業による
女子中学生に対する広報活動」という演題で、
女子中学生の入学者獲得に向けた広報として、
女子生徒だけに配布するPR媒体の効果や
各高専が利用可能なWEBコンテンツなどのご紹介をいただきました。
11 12

 舞鶴高専・野毛講師からは「舞鶴高専の海外インターンシップへの取組」
という演題で、高専生の海外企業への見学会実施や海外学生の舞鶴近郊での
インターンシップ受入の実績などをご紹介いただきました。
13 14

 和歌山高専・米光教授からは「地元銀行と県内企業合同説明会の試み」
という演題で、地元銀行と高専が連携して、県内企業を集めた学生対象の
企業説明会を開催している取組について紹介いただきました。
15 16

 神戸市立高専・大淵教授からは「神戸高専産学官技術フォーラムの取組紹介」
という演題で、大震災前から20年間開催している地元企業との
技術フォーラムの経緯や専攻科生学外発表の実績等をご紹介いただきました。
17 18

 近畿大学高専・村田教授からは「産官学連携による実践的教育・研究の取組の紹介」
という演題で、企業人を講師とした産学連携講座や産官学共同研究等の紹介
および名張市移転について紹介をいただきました。
19 20

 フォーラムの第3部は、各高専から講演をいただいた講演者に
パネリストとなっていただき、土井がコーディネータとして、
「近畿地区での高専間連携について」というテーマで
パネルディスカッションを行いました。
そのなかでは、すでに行われている高専間連携の事例を確認し、
あまり連携の進んでいないテーマで、かつ、各高専にメリットのあるテーマについて
議論しました。その結果、高専ブランドを高めることは各高専にメリットをもたらし、
そのブランド力を高めるような連携イベント開催の必要性が提言されました。
21 22

最後に、参加者からいただいたアンケート結果
(一般:11票、高専関係:21票、その他:6票、計:38票)
の速報を以下に示します。
取組紹介パネルディスカッション



大阪府立工業高等専門学校ホームページ 大阪府立高専総工GPのページ
近畿地区高専GP交流フォーラム案内ページ